自分軸
こんにちは。Noriです。
前に記事で書きましたが、ヨガクラスを行うときに特に音楽を決めているわけではなく、その時の会員さんの雰囲気で選んでいます。→こちら
それと同じように、クラスの内容も事前に考えるのではなく、参加者の状態に合わせて行っています。
要はすべてアドリブ。事前に用意したものではない。
こういう風にできるようになってかれこれ10年くらいが経つ。
もちろん新人のころは、60分のクラスをやるのに、たぶんその10倍ぐらい練習して、
一つ一つ考えて、そこで言う言葉も決めていたころもあった。
いつからだろう?やらなくなったのは。
でも、このアドリブ作戦。実はすごくいいのです。
例えば、参加者が極端に少ない時は、プライベートヨガクラス並みに行えます。
参加者の皆様に、不得意なアーサナ、または深めてみたいアーサナをお聞きして、それでそのアーサナを丁寧に掘り下げた形で行っていく。
普段は聞けないこととか、または新たな発見があったりして、会員さんからは喜ばれることが多い。
また、アーサナもそれぞれ深まることが多い。
だから特に決めていない。事前に用意はしない。
ヨガクラスでは、会員一人一人に合ったものを提供したいから。
ですが、ある程度ベースがあるうえで出来ることですから、新人インストラクターは真似をしないように要注意ですよ(笑)
話が逸れましたが、
すべてアドリブ、その時の参加者に合わせて、内容をその場で行っていく。音楽もその場で選ぶ
そして話す言葉もそれぞれ違う。
その時、自分が感じていることでもあるし(大概そうですね)
クラス前に、会員さんと話したことを踏まえて、それについて話したり、
読んだ本の話でしたり、
家族の話だったり、
かと思えば、ほぼ何も話さないときもある。
要はすべて私がヨガクラスで話すことは、その時感じていることのみ。
昨日、Chiemi先生のヨガクラスに参加してくれたYさん。
彼女との出会いはこれこれ4、5年前にさかのぼる。
当時、私はイオン羽生にある、ドゥースポーツプラザ羽生でもヨガクラスを担当していた。
Yちゃんは、私のヨガクラスに来てくれていた。
その時も例のごとく、内容も音楽も話す内容も特には決めていない。
その時感じたことを自由に話すいわばフリートークです。
Yちゃんは、体調を崩し、落ち込んでいた時に私のヨガクラスに参加して、私の言葉に励まされてくれたそうです。
4.5年後、後になって聞くというより、むしろはじめて昨日その事を聞いた。
「Nori先生の言葉ですごく勇気がでて、救われたんです。ありがとうございます。」と彼女の口から初めて聞いた。
そうだったんだ。
こちらこそ、ありがとう!!それを聞けて良かったです。
Yちゃんは、2か月ほど前、確か私の誕生日に電話をくれた(その時はH&Bの会員ではない)
たまたま、電話を受けた私は、自分の名前を告げ、ヨガクラスの体験のご予約を受けた。
では〇月〇日 お待ちしておりますね。持ち物などを告げると、Yちゃんから
「先生、お誕生日おめでとうございます。」と。
正直、面食らった。
初対面の方から(体験の方)そのような言葉があるとは。
「ありがとうございます。」と私。
それから、体験に来てくれたYちゃん。
あの時のことを聞く。
「体験の方におめでとうって言われたのはじめて、でもありがとう、うれしかった。」と私
どうやら、Yちゃんは体験に来る前からこのブログを読んでくれていたようです。
ちょうど誕生日の日にブログもアップしていたので→こちら
それで、ブログを読んでいるうちに、私という存在が彼女の中で大きく、そして近くなってくれていたようです。
ドゥスポーツプラザ羽生の時はヨガネームではなく普通に苗字で
熊倉先生として行わせていただいていたので、
今、ヨガネームNoriとなると探すのに少々大変のようですね。
それでも、探して見つけてくれて、そしてブログを読んでくれて、とってもありがたく、嬉しいことです。
群馬から、はるばる他のスタジオを通り越して来てくださる。
こちらこそ、ありがとう。
そして、4.5年前の私の言葉で彼女が何か拾ってくれて、
何かのきっかけになってくれていたのなら、尚のこと嬉しい。それを知れてよかったと思います。
余談ですが、その時、私が何を話したかは、聞いていない。(覚えてもいない)
今となっては過ぎたことだから、きっとその時私自身が感じていたことが、彼女に響いたのだろう。
同じことを話しても響く人と響かない人がいる。
それでいいと思うんです。
人それぞれ違うんだから。
ただ、響いた人は、何かの巡り会わせだったんでしょうね。
今までもこういう事がよくあるのです。
たまたまヨガクラス中に話したことが、参加者の思い悩んでいることでしたり、答えを見つけようとしていることでしたり、その境遇が重なっていることもある。
で、クラス後、直接またはメールなどでお礼を言われることがたびたびある。
すごく不思議な感じなんです。
たまたまなんだけど。
偶然のようで、必然だったのかもしれません。
このことは前の記事で書いています→こちら
なんにしても、ありがたく、こちらこそ、感謝申し上げます。
ありがとうございます。
そしてYちゃんが帰られた後、Chiemi先生と会話を交わした。
「こうやって随分前に話したことで、感謝されたりするけど、いつも何も考えないでその時その時に思い付いた事を話しているけどいいのかな?」と私
「いいと思います。軸さえぶれていなければ、その時感じ取っていることは結果同じことだから」とChiemi先生
なるほど~。
Chiemi先生、良いこと言うな!!と感心しました。
自分軸。
私の軸は一つ。進むべき道も一つ。
ぶれない。
いつも同じに進んでいく。
Namaste