ヨガインストラクターの形態 ママインストラクターになったけど・・・Noriの経験 その6
お待たせしました。続きです。
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その2は→こちら
その3は→こちら
その4は→こちら
その5は→こちら
まず、駆け出しのインストラクターの方からメッセージが来ました。ご紹介します。
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先程ふいに、スタジオのブログを読み、
のり先生の、ヨガインストラクターとしての歩みを拝見し、胸が熱くなりました。のり先生にも、駆け出しの時があったのだなと、より一層 今を頑張ろうと思いました。
本当に未熟者ですが、一生懸命、ヨガと向き合い、伝えていきたいと思います。
これからご指導の程、宜しくお願い致しますm(*_ _)m
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誰にだって駆け出しの時はあります。最初からベテランですって方はいませんからね。
私だって最初の新人のうちは、すごく人気のあるインストラクターが急病で急遽代講に入った時、私だと分かった瞬間、無言でスタジオから出られたことがあります(一部の方ですが)
それから、その方とお会いするたびに挨拶してもスルーされたりとかもありましたよ。
逆にくそー見返してやる!!ってばねになったけど。
誰にでも新人時代はあるのです。
さてさて、話を戻します。
長男を出産する少し前に主人が父母が行う稼業を引き継ぐことになった。
主人は勤めていた会社を辞めた。
主人が引き継ぐということは、当然、妻である私がのほほんとしていられるわけもなく、実質私も稼業に携わることになった。
最初のうちは経理を任させてもらった。
しかし現場に出てみないと分からないのです。
帳面だけでは・・・。
結果、経理を把握するために現場に出る→現場に出ると人がいないため手伝う→手伝っているうちに頼りにされるようになり、いなくてならない存在となると私の位置関係が変化していった。
結果、かなりの時間は稼業との兼務の兼業ママインストラクターとなった。
まぁ、休みがないですよ。ほぼ365日。
それでも、サークルH&Bの前身(ひよこっこクラブ)と週に一日の夜クラスの週5クラスは持たせてもらえるように家族が協力してくれた。
結局、兼業となると、休みに行くわけではなく、本業(この時は稼業を本業とします)を抜けてクラスを担当するので、抜けている時間のしわ寄せはいつも続いていた。
それでも、自分がしたいことができて、それで幸せでした。
そんな月日が3年続き、二人目を妊娠。
二人目ということで、サークルH&Bも、スポーツクラブも妊娠8か月まで担当していた。
ほんとは出産ギリギリまで担当するつもりでしたが、妊婦健診に行ったら子宮口が開いてきていると、運動はドクターストップがかかった。
それまでも妊娠中は産婦人科の先生にインストラクターを続けるのは、止められていたのだが大丈夫ですと言い張り続けていたが、さすがに子宮口開いて早産になったらやばいなと思い、代わりの先生を見つけ産休に入った。
無事に二人目をすっぽんと出産し、産んだその日から産院のベットでエクササイズを行う。
私、妊娠線が全くないのです。
まぁまぁ、体重は増えたのですが15キロくらい!?←増えすぎ(>_<)
出産直前までと産後すぐにエクササイズをしていたためか、お腹はたるみとかしわとかましてや妊娠線とかなく、綺麗なままです。
出産後1か月検診を待たずに復帰!!
サークルH&Bとスポーツクラブに戻りました。
結局3か月しか休んでいないので、代講で回していただき、自分が担当していたクラスをまた持たせてもらえました。
そして、
産後、翼を与えられた鳥のように私は待ってましたーーーっと仕事復帰!!
ちょうど他のクラブからも空き情報が入り、そこも持たせていただき、2人を産んだ後、むしろクラスが増えました。
毎晩、遅い時間までクラスを担当しました。(お母さん子守させすぎてごめん)
同居の特権を使いすぎた。
昼間は稼業がメインなので、サークルH&Bのみ月曜日の午後と金曜日の午前だけ、お休みをいただいているような無理やり抜けているような状態で、後は夜クラスメインでした。
楽しかった!!そして、とてもやりがいがあった。
脂がのってきた感じ。自分でも感じていた。
ところが、そんなとき息子に異変が起き始めた。息子3歳から4歳。
とっくにおむつは外れ、幼稚園に元気に通っていたのに、幼稚園に行くのを嫌がるようになり、そしてものすごい頻尿になった。
さっきトイレに行ったばかりなのに、また行くって・・。
それから、チックという目をぱちぱちするもの。瞬きばかりしている。
なんだか、おかしいな。どうしたのかしら??
心配になって小児科と保健婦さんに相談に行った。
二人の答えは同じでした。
「お母さん、息子さん愛情不足ですよ。
妹が生まれたばかりでただでさえ環境が変わったのに、毎晩お母さんが遅くまで仕事して、息子さん寝るときも一人でしょ?
ほんとはお母さんに甘えたいんですよ。お母さんがぎゅーと抱きしめてあげなくちゃ。治療なんてないですよ。お母さんの愛情以外。」
そんなようなことを言われた。
がーーーーんっ
ショック・・・・・。
そして、私はなんてアホな母親なんだ!!
自分がやりたいことばかり。
息子は妹が生まれたばかりでただでさえさみしいのに、私は翼を得た鳥で勝手に羽ばたいている。
その場で息子をこれ以上ないくらい抱きしめてそして泣いて泣いて泣いた。
ごめんなさい。
もう、一人にしないから。
ずっとそばにいるよと息子に誓った。
翌日、すべての夜クラスを担当する各クラブに事情を話し、その日からまたはその月限りとか、次が見つからないところは見つかるまでという条件で辞めさせてもらった。
不思議とその時も後悔も未練もなかった。
ただ、自分の馬鹿さ加減が嫌になっただけ。
インストラクターの代わりはいっぱいいるけど、
目の前にいる息子や娘の母親の代わりはいない。
私にしかできない。
今しかないこの時に、可愛がらなくてどうするんだ!!どんだけ私はアホだったんだ!!!
だから、すべての夜のクラスを辞めた。
息子や娘と一緒に寝るようになった。ぎゅーと抱きしめながら寝た。
今までごめんね。さみしい思いさせてほんとにごめんね。
これからは、いつもママがいるから大丈夫よ。心配しなくて大丈夫だよと頭をなでながら寝かしつけた。
2,3か月すると息子の頻尿も、チックもすっかりよくなった。
そして、息子が幼稚園に通っている時だけクラスを担当していた。
それがサークルH&Bです。(夏休みや幼稚園が休みの日は子連れで参加しました)
娘はKaoriさんやOさんに預けていた。
続く
Namaste