赤ちゃんが生まれる 3
おはようございます。Noriです。
さてさて、続編です。まるでドラマのここからというところでのCMのような止め方で(笑)この先が気になっていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?
お待たせいたしました。
まずはこちらを読んでくださいね。
kちゃんの頑張るいきみの効果で赤ちゃんがいよいよ降りてきました。もうすぐそこまで。
よっしゃー分娩室やぁー。
すっぽんと産んで来よう~!!!
いやっ冗談です。赤ちゃんのリズムとママのリズムを合わせながらあわてずに、息を合わせていきましょう~。
いよいよ、看護婦さんからも分娩室へ行きましょうとお声がかかる。
待ってました。待ってましたよ。この時を。あー分娩室。
事前にkちゃん、パパにもご承諾をいただき、パパと私で分娩室も立ち会うつもりでした。
私は立ち会う気満々でしたのよ・・・。
がっっっっっ・・・・・・・・・・・・・。
時刻は20時を回る寸前。
看護婦さんからYさんへのお言葉
『面会時間は20時までです。深夜の立ち会いは一人までで、後の方はお帰りください』みたいなことをおっしゃられる~。
うそやろーーー??
だって、もう頭出てくるじゃない。まもなく、私の見解では20分前後で産まれると推測した。
看護婦さん『20時過ぎるとオートロックでどこからも出られなくなりますから・・・』
みな愕然・・・・。
実はこの少し前にkちゃんのご両親、お兄さん夫婦も到着していた。まもなく生まれる赤ちゃんを心待ちにしていました。
Kちゃん家族は高速を飛ばしてはるばる来たのに、このまま会えないなんて。しかも面会時間は次は明日の13時です。
やりきれない思いはありましたが、まぁ、赤ちゃんの無事な出産が第一です。
おとなしく、みな帰りました。
もちろん、立ち会いは旦那様にお譲りして(笑)当たり前だよね~。私が行くわけ行きませんwww
最後に分娩室に向かおうとするKちゃんの肩を抱きながら『大丈夫だよ。しっかり生んでおいで』と声をかけて産院を後にしました。
家路につく間も、家についてからも気になって仕方ない。もう生まれたころかしら?大丈夫大丈夫と自分に言い聞かせる。
すると、携帯が鳴る。Yさん(Kちゃん母)からだった。
『先生、生まれました。女の子です。ありがとうございました。』
聞いた瞬間涙があふれ出て、止まらなかった。
良かった。ほんとに良かった。
おめでとう&お疲れ様。
その瞬間、力がどっと抜けたような感覚。
その夜もKちゃん本人からも連絡があり、生まれたての赤ちゃんの画像やお言葉をいただく。
お礼を言うのは私の方だよ。
こんな貴重な経験をさせてもらって、感謝してます。ありがとう。
感動。
女の人の偉大な力。女として生まれて、好きな人と出会い、子を授かり、そして生む。
家族となる。奇跡なんじゃないかなって。
当たり前なようで、でもそうなれない方もたくさんいて、
Kちゃん。ほんとに良かったね。応援してるよ。見守っていくから、ずっと・・・見守らせてください。
つづく
Namaste