あなたは、どこにでもあるネジじゃない〜心と体を整えて、“ほんとうの自分”に還るヨガ時間〜

こんにちは、NORIです。
 今日はちょっと、“心の奥”に触れるようなお話をさせてくださいね。

 

わたしたちは一人ひとり、世界にたったひとつの存在です。
それぞれに異なる呼吸のリズムがあり、
違う光を放つ“命のエネルギー”を持っています。

でも――
日々の生活のなかで、
その光が見えにくくなる瞬間、ありませんか?

 

「これって、私じゃなくてもいいのかも」

 

疲れが溜まった夜。
想いが伝わらずにもどかしかった日。
努力が報われなかった日。

ふと、自分が社会という構造の
 “取り替え可能なネジ”みたいに感じてしまう――

そんなとき、ありますよね。

 

“わたし”が置き去りにされていく社会で

実は、そう感じてしまうのも無理のないことなんです。
いまの社会の流れのなかでは、
成果や効率が優先され、心の声は後回しにされがち。

だからこそ、知らず知らずのうちに、
 “わたしの本音”がどこかに置き去りにされていく。

 

〝本当は、どんなことに喜びを感じるんだろう?〟
 〝子どものころ、どんな夢を見てたっけ?〟

そんな風に、自分の心が動く瞬間を
 忘れてしまっていることに気づくのです。

 

まるで、自分という花の形を忘れてしまったみたいに――。

 

ユリなのに、世間の「バラが美しい」という価値観に合わせようとして、
 無理にトゲをつけたり、派手な色を塗ってみたり…。

でもね、
その花は咲いても、あなた自身が喜ばないんです。

 

呼吸を取り戻す場所、心がほどける時間

だから、H&Bにいらっしゃる多くの方は、
 まずは“呼吸”を取り戻し、
 “身体”を感じ直し、
 そして“心の本音”にやさしく気づいていくことから始めます。

 

先日も、ある生徒さんがぽつりと――
 「私、こんなに自分を我慢させていたんですね」と。

 

わたしたちは、その方の心のペースに合わせて、
クラスのあともお話を聴くことがあります。

それは一見、非効率かもしれません。

でも私たちは、
 「人と人の関係は、効率では測れない」と信じているのです。

 

〝どこにでもあるネジ〟じゃなくて、
 〝この世界の調和のために、なくてはならないピース〟だと気づいてほしい。

ヨガを通して、
そう思える場所でありたいのです。

H&Bで自分を癒した人が、次は誰かを癒す側になっていく。
その循環が、未来を明るく繋いでいく。

そう信じています。

 

夏至という、新たな種まきのとき

6月21日は夏至ですね。
夏至は「新たな種をまくタイミング」でもあります。

太陽のエネルギーが満ちるこの日に、
あなたも“自分だけの花の形”を思い出してみませんか?

 

心と心がつながるとき、
「わたしは、わたしでいい」という感覚が、そっと芽を出します。

どうかその芽が、やさしく育ちますように。

 

クラスについての詳細は【ヨガクラス】をご覧ください。
体験クラスも随時募集中です。
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