はじめての人間ドック体験 1
22日 月曜日にはじめて人間ドックを受けてきましたNoriです。
そもそも、10年前くらいまでは毎年のように住民健診を受け、3年前くらいまでは子宮がん検診、乳がん検診を受けていた。
だが、忙しさを理由にここ5年住民健診は受けていない。子宮がん検診、乳がん検診も3年は行ってないかも。
病院はあんまり好きではなく(好きな人なんていないよね)
ここ2年くらいは私は歯医者以外の病院にかかっていない。
健康保険料を満額で払っていますけどね・・・。
まぁ、無駄に使って国の財政を苦しくするより行かないで済むなら行かない方がいいよね。
前置きが長くなりましたが、久しぶりの病院。
ちょっと憂鬱。
2か月前に予約を取り、当日が近づくにつれ気が重くなった。
ダメよ〜ダメダメ。
行くって決めたじゃないと自分を奮い立たせる。
人間ドックの前日の夜に病院から郵送されてきた問診票や説明書、病院の場所などを見ようと郵送物の封を開ける。
なにやら容器が二つ入っている・・・
もしや??嫌な予感がした。
ガーン、やっぱり!!
検便容器と、痰を取り入れる容器だった。
慌てて、説明書を読む。
検便は3日または2日前から。
痰は3日前からもしくは1週間前からとるように書いてあった・・・。
オーマイガット!!
前日の夜に頑張ってトイレでいきむが期待したものは出ず、水分だけが出る(泣)
痰を出そうと説明書通りに息を大きく吸って吐き出す。
出ない。しかもその容易に口をつけて薬品のにおいがして気持ち悪くなる。
やっばーい!!
慌てた私に天然の主人が、俺のうんちあげようか??それ出せばいいじゃんって!!
もちろん、これにはそれじゃ意味がないだろと一喝して
翌日の朝を迎えた。
昨晩の21時以降飲食禁止。
早朝から早起きをし、ゆっくり白湯を飲み、洗濯物を干し、掃除をかけて、
朝食を作る。主人や子供たちを起こして朝ごはん食べさせると同時にお弁当を作り、
食器を急いで洗い、朝練のある娘を見送り、息子や主人よりも先に家を出た。
ふーっ
車の中で息を吐く。
あっ
しまったぁ。
検便・・・。
いや、何も食べてないから出ないし、
痰
車の中で頑張った
出ないつばしか・・・
あきらめた。
これは正直に言おうと。
ほどなくして病院に到着。
その病院は2階の一角が人間ドックコーナーになっており、30名くらいの方々が病院から支給された検診着を着て自分の順番が呼ばれるのを待っていた。
まず、受付をして検尿の容器を渡され、ロッカーを案内される。
ロッカーに検診着が入っていてそれに着替えトイレに向かい採尿。
そしてみんなの集まる場所で待機。
順番にそれぞれ呼ばれ、各自が案内されるものを行う。
たぶん、スタッフの方々(看護婦さん)が空いているものから効率よく回れるよう段取りよく行ってくれていた。
私は何からかしら?ちょっとドキドキしながら待った。
熊倉紀子さん、こちらへどうぞ。
と案内された。
では、子宮がん検診からやりますね。子宮がん検診と乳がん検診、肺が気になるので肺の検査と骨密度の検査、甲状腺の検査ををオプションで付けていた。(オプション結構つけたな、なんせ初めてだったもので)
うわぁー、子宮がんからか~。ちょっと嫌だなと内心思ったがそんなことは言ってはいられず、
促される部屋へ入った。
では、熊倉さんそこのカギをかけて、そちらで下半身全部脱いでこの椅子に座ってくださいと年配の優しそうな看護婦さんに促される。
うっ
一瞬たじろぐが、いやいや平気平気。子供二人産んできたでしょう?あそこを見せてきたでしょうと自分を奮い立たせる。
検診着のハーフパンツのようなものとパンツを脱ぎ、いざ内診台へ。
その内診台の椅子は、最初から足が開いた状態でプラス足の先をひっかける場所があり座りづらい。
こういう時、体が柔らかくてよかったなんて思いながら、足を開き内診台へ。
年配の優しそうな看護婦さんは、手慣れた手つきでチャチャチャッと終了~。
ふぅ~~~。一番最初に一番嫌なもんが終わってよかった~。と内心ガッツポーズ。
続いて心電図。その前におなか周りを測られて、心電図はくすぐったくて体が震えちゃうのを懸命にこらえて、
その後身長、体重、だったかな。眼底検査(びっくりしたよあの風には!?)、視力検査、肺活量検査。
この時はほんとにヨガをやっていてよかったとつくづく思ったこと。
肺活量検査。
私の前の男性2名。40代後半と50代前半かな。
看護婦さんの指示と呼吸が合わず何回もやり直し、2.3回ゆっくり吸ってはいて、ラストはゆっくり長くはき切るものと
2,3回吸ってはいて、今度は勢いよく思いっきりはくというもの。
その男性たちは何回もやり直していました。
私はといえば、一発合格。当たり前か~。
そしてその後はえっとなんだったかな??
たぶん、レントゲンです。
これは、事前に胸部のレントゲンとCTそして胃のレントゲンか内視鏡を選ぶもの。
胸部はオプションです。(半年以上前からいまだにたまに咳が出るのが気になっていたので追加しました。そしてその半年間そのうち治るだろうと病院には見せていない、だから念のためにもね)
胃はどちらか事前に選択。
一応 レントゲンを選択していた私。ですが、
バリウム今まで飲んだことないんです。
それにましてや内視鏡なんてムーリーで
当日の受付でやっぱり胃の検査キャンセルしたいんですけどと申し出た。
そうでなくても、検便は忘れ、痰も忘れていた私としては言い出しにくかったが、とても感じの良い看護婦さんで嫌な顔せず分かりましたと承諾してくれた。
痰はつばしか取れていないのでキャンセル、検便も当日出さないからキャンセル、胃もキャンセルとなった。
ですが、理由を話すと看護婦さんに次はぜひ挑戦してみてくださいねと笑顔で言われ、引きつり笑いで、はいと答えました。
さて、レントゲンです。
これは人間ドックコーナーではなく、一階に降りるので看護婦さんの案内で誘導される。
ガウンみたいのを手渡され意味が分からないまま、片手にガウンを持ち1階へ。
検診患者さんが他にもいてみなガウンを着ている。
慌ててガウンを着る私。
ガウンを 着た途端に熊倉紀子さんと呼ばれる。
CT室でした。
簡単な説明をうけ、仰向けで手を頭の上にあげた状態に。
うわぁー目が回る。目を閉じていることにした。アナウンスが流れる。
息を吸って~止めてください。と同時に私の乗っている台が動きCTの中へ
楽にしてください。とのアナウンスにホッとしたがまだあのぐるぐる回る機械音が頭の上で聞こえる。いやーこの感じすごく苦手、早く終わって~と願った。
が、また息を吸って~止めてください。というアナウンスと同時に私の乗っている台が動きCTの中へ。
楽にしてくださいといわれやっと目を開けた時は元の位置に戻っていた。
ふらふらしながら、台からおり、出たところの椅子に座ってお待ちくださいと担当の方から声をかけられる。
続く