谷戸康洋先生 ヨーガから学ぶ心の扱い方WS NORIレポート

秋晴れの心地よい朝、続々と入室してくださる皆さんと共に、いつもの聞き慣れた優しい声で
「こんにちは」と谷戸先生が爽やかにスタジオ入りして下さいました。

NORIです。こんにちは。

谷戸先生からのヴェーダの学びは、聖典の教えを日々の生活に根付かせながら生きていく事を教えて頂いています。
先生からの学びは、いつもとても分かりやすく、自分の心の捉え方や考え方が変わったように思います。
今回、とてもありがたいことに谷戸先生をお招きすることが出来ました。
実際の谷戸先生は、毎週画面越しでお会いする姿と全く同じで、柔らかさと穏やかさと優しさが溢れているように感じました。
そしてとてもお顔が小さいことに気付きました。

インドでは学びを深め極めた方を聖者と呼んだりしますが、私の中では日本版聖者は谷戸先生とCHIEMI先生です。
(CHIEMI先生からヴェーダの学びがある事を知り、そしてもっと学びたいと気付かせてくれたCHIEMI先生にも感謝の気持ちでいっぱいです)



10月21日(土)
早朝より山梨からお車でお越しいただいたのに、全くもって運転の疲れを見せずに、
いらした早々、サインが欲しいという生徒さんに快く書いて下さいます。ありがとうございます。


椅子に座ってくださいとお声をかけても大丈夫ですと元気いっぱいの先生。
気さくで飾らないありのままの姿を見せてくれる先生。
先生の飾らない姿に私たちもどんどん緊張が解け、私が私自身に寛ぐ時間となり、WSはスタートしました。


コロナ前にはインドに度々行かれていた先生。
インドのお話はとても興味深いです。
先生が滞在するアーシュラム(ヨーガを学ぶ場所)では、最初にその場所にいる動物や虫など追い払ったり殺したりしないでくださいという約束がされるそうです。
ある時は先生がコーヒーを飲んでいたら、隣にクジャクがいたという話や、道には犬も猫も牛も普通に歩いているそうです。
そのアーシュラムでは動物や虫も共存しているので、人間を全く怖がらないそうです。
また、アーシュラムに滞在して、最後にお世話になりましたとその場を後にする時に
ダクシナ制と言って、滞在費は自分で決めて払うそうです。(いわゆる寄付制度です。いくらでも自分が払いたいと思った金額をお支払するようです)
先生は毎回行くごとに、前回よりも多く払うことが出来たことを喜びにされていたそうです。素晴らしいですね。

今の私たちは、少しでも安く泊まろうとしたり、少しでも安く買おうとしてしまうこともあるかもしれませんが、
それとは真逆の考え方がインドには今もなお根付いています。
そのような教えを広げてくださっているのはとても有難いことです。

ヴェーダの教えの中に他者への貢献という考えも大切にされていて、例えば、ゴミを拾ったり、寄付をしたり、皆の平和を祈ったり、日常にそのような教えが深く根付いていて、例えば、太陽が昇るのが見えたら、皆が車を停めて、車から降りて太陽に向かって感謝を述べながら男性でしたらうつぶせになるまで太陽にひれ伏して祈りをささげるそうです。
ありとあらゆるものに感謝して生きて行く。素晴らしい考え方です。日本の神道とも重なる部分がありますね。

ヴェーダの話をとても分かりやすく、ユーモアを交えて話してくださるので、時間が経つのがあっという間です。
先生からの問いかけに、みんなも色々な意見を答え、またそこで笑いが起きて、盛り上がります。

改めて感じたのですが、
谷戸先生は全国各地でヨーガの学びを伝え、とても多忙にされていますが、その姿を微塵も見せず、エネルギーに溢れた先生だなと感じます。

先生自身がとても自然体でリラックスされているように見えました。その空気が私たちに伝わり、自然と私たちもリラックスしていました。

先生はたくさんのお話の中でも、私たちに大切な生き方そのものを聞かせてくれました。

「ダルマ」を選ぶ生き方。
ダルマとは調和、秩序、法などの意味もあります。

例えば、社会貢献もダルマの一つになりますが、貢献って聞くと、難しく思うかもしれませんが、
普段一緒に過ごす家族の中で、まず、私自身がご機嫌でいることが大切だと教えて下さいました。

私がご機嫌でいれば、子供達や旦那さんもご機嫌になりますし、そのご機嫌がどんどん学校や職場へと広がっていきます。すごく大変なことをするのではなく、自分の身の回りでできることから一つずつです。

そしてヨーガの考えが根付いてくると、考え方も整ってくるという話もして下さいました。
人の考えは99%昨日と同じ思考をしているそうです。
明日も明後日も同じ思考となりますが、その思考の癖をヨーガや瞑想をする事によって、少しずつ変化が見られるかもしれません。

これを読んでくださっている方々の中にも、ヨーガを始めてから、考え方や捉え方が少しずつ変わって来たなという方もいらっしゃいませんか?
できない部分を見るのではなく、できている部分を見ていき、感謝していく。

例えば、谷戸先生の話が聞けるのも行かせてくれる家族がいて、皆が周りが協力してくれるからであって
何一つ当たり前のことはなく、全てがありがたいことなんだなと。

そして祈ることの大切さも教わりました。
明日から、私たちも太陽を見るたびに、太陽に向かって手を合わせて感謝を言いたいですね。

先生から聞くインドのお話もまた興味深く、インド自体の文化、風習を実際に見たいなと思いました。
もしもインドにご興味があれば、谷戸先生主催のインドツアーがありますよ。
先生といければ安心ですね。詳しくはこちら→南インド聖地巡礼の旅

3時間という長時間でしたが、
先生のお話が楽しすぎて、時間が経つのがあっいという間で、まだまだ聞いていたいほどでした。
参加者のみなさんからも、とても楽しかった、分かりやすかった、勉強になった、来て良かったという賞賛のお声をたくさんいただくことが出来ました。
ありがとうございます。

ボリューミーだった内容だと思いますが、参加してくださった方々がそれぞれ受け取ったものを大切に日々の生活にいかしていっていただければと思います。

私が特に印象的だったのは、
「宇宙と摩擦しない生き方」
先生の生き方そのものが見本を見せてくださっているように思います。

また、
「人は問題がないところに問題を作っていく」
こちらもついついやってしまいがちです。
勝手に妄想して心配して不安を作っていく。不安や苦悩を作っているのは自分自身であって、その妄想の
自動思考をやめて、一つひとつの考え方を整えて、日々の行いや言葉を丁寧に選びながら過ごしていきたいです。

谷戸先生、参加してくださった皆様、ありがとうございました。
またJUN先生、MINAMI先生、MIHO先生たくさんのサポートをありがとうございます。

休憩時間にはMINAMI先生が体ほぐしをして下さいました。
そしてJUN先生、MIHO先生は作り立ての美味しいコーヒーをと、30人分のコーヒーをハンドドリップで丁寧に入れて下さいました。
30人分のハンドドリップって私たちにも想像がつかなかったのですが、なんとか出来ました!やれば出来ますね!!


皆さん良い顔されてますね!!


引き立て淹れたてのコーヒーと里カフェさんに作っていただいたお豆腐ティラミスで


ふぅーと一息ふぅタイムを取り、第2部も集中してお話を聞くことが出来ましたでしょうか?
里カフェさんありがとうございました。

無農薬コーヒーはお好みでオーツミルクやキビ砂糖、黒糖などをカスタムしました。

今回のWSは、谷戸先生がいらしてくださった事、そして参加してくださる皆さんのおかげと
協力してくださるスタッフと里カフェさんのご協力、たくさんの方々のご協力のおかげで開催することが出来ました。
いつもの生徒さん以外にもお久しぶりの方や、素敵なヨガの先生や、遠方からいらしてくださる方々もいらっしゃり、
たくさんの方々のおかげでH&Bは成り立っているんだなとつくづく感じます。
改めまして、皆様ありがとうございました。


WS後もサインやお写真、質問に気さくに答えてくださる谷戸先生。


そして、皆さんが帰られた後
先生とスタッフで、里カフェさんのベジ仕様特別キッシュ弁当を作っていただき、そちらをいただきました。


谷戸先生、この度は、本当にありがとうございました。そしてご参加くださった皆様ありがとうございまいた。

ポーズはフルパワーヴェーダの学びという事で(笑)

先生、またのお越しをお待ちしております。
NORI